こんにちは。
美容ダイエット情報をお届けしている、ライターのふゆな(@fuyunafuyuna)です。
皆さんは、ご自身の平熱を知っていますか?
最近、体温が35℃台という低体温の人が多いのだとか。そんな低体温な方は、体温が低いことで、ダイエットが効果的に行われていない可能性も・・・。
今回は、代謝アップに効果的!体温を上げる方法2つ・平熱を下げてしまっているNG習慣4つをご紹介したいと思います。
目次
あなたはどれくらい?最近多い35℃台の体温
あなたは、ご自身の平熱が何度が分かりますか?
実は筆者も最近まで、知らなかったんです。
実際に体温を計ってみたら、なんと35.8℃。イメージとしては、36.5℃くらいのイメージだったのでビックリしました!
なぜ体温が気になり始めたかというと、これらの自覚症状があったから。
- 足先〜足首が常に冷えている。
- お腹やお尻を触るとひんやりしている。
- 昔は冬でも出来ていた素足が全く出来なくなった。
これは完全に冷え性ですよね。このように、最近平熱が35度台で、冷えの症状に悩まされている方が増えているんだとか。
調べてみると、このような冷えの症状は、男性に比べると女性の方が圧倒的に多いという。
その理由は、女性は男性に比べると筋肉がつきにくく、脂肪がつきやすい特徴を持っていることや、生理があること。ファッションが薄着なこと。また、食事制限によるダイエットを行ったことで、エネルギーが足りずに、低体温になっていることもあるのだとか。
筆者も、よく素足で過ごしていましたし、サラダばかり食べてダイエットしていたことがあったので、今の冷え性に繋がっているのかもしれません・・・。
では、体温を上げるとどんな良いことがあるのでしょうか?
1℃体温があがる⇒代謝が13%以上アップ!
実は、体温を1℃上げるだけで、基礎代謝量が13%~15%上昇されると言われています。
★基礎代謝とは?何もせずじっとしていても、呼吸などの単純な生命活動で消費されるエネルギーのこと。
30代の女性の平均基礎代謝量は、約1170kcal。
体温を1℃上げることが出来れば、その基礎代謝量が、約1334kcalにアップするのです!
ちなみに、このカロリーを運動で消費するとするなら、ウォーキングが約一時間ほど必要となります。毎日このカロリー消費が行われるとすれば、是非平熱を上げたいですよね^^
平熱が上がると体にこんな良いことが
代謝がアップする以外にも、体温を上げるとこんな嬉しい効果もあるんです。是非チェックして。
- 免疫力がアップして、病気になりにくい体に!
- 細胞が活発にイキイキ、アンチエイジングに!
- 血行がよくなり血液量が増え、肩こりやむくみ改善!
- 腸のぜん動運動が活発になり、便秘予防・改善に!
このように美容や健康にも良いとあれば、早速体温を上げる方法が知りたいですよね!
体温を上げる2つの方法
体温を上げるには、この2つを行う必要があります。
- 身体を温めるものを摂る。
- 筋肉量を増やす。
それぞれオススメの方法を詳しくご紹介していきたいと思います。
1. 体温をあげる食べ物・飲み物3つ
一番手軽に体温を上げる方法が、毎日行う飲食で「身体を温めるもの」を摂る方法。体が中からじわじわと温めことで、体温がアップします。
ここでは、オススメの温活メニューを3つご紹介します。
①最強の温めメニューは「豚汁」
豚汁の具材には、味噌・豚肉・ショウガ・ゴボウ・ニンジン・長ネギなどが入っており、これらはすべて体を温める効果がある食材です。
これら温活食材がバランスよく摂取出来るため、豚汁を一日一杯を目安に飲むと良いでしょう!
②おろし生姜入り「甘酒」もオススメ
甘酒は飲む点滴と言われるほど、エネルギーを発生させる効果の高い飲み物。腸内環境にも良いため、免疫力がアップします。
また、おろし生姜を加えた後に加熱することで、生姜に含まれる辛み成分のジンゲロールが「ショウガオール」という成分に変化します。このショウガオールには、ポカポカと熱をつくり出す働きがあり、この働きによって身体の芯まで温めることができます。
加熱方法は、甘酒におろし生姜を加えて、電子レンジで3分ほど加熱すればOK。
ちなみに甘酒は、100mlのカロリーが81kcalと、決して低カロリーな飲み物ではありません。美味しいからと言って、飲み過ぎ注意!一日200mlを上限とし、摂取すると良いでしょう。
③その他身体を温める食材・飲み物
この2つのメニュー以外にも、身体を温めると言われる食材や飲み物があります。
- 体を温める主食:もち米、玄米、ライ麦
- 体を温める肉類・乳製品:ラム肉、鶏肉、鹿肉、チーズ
- 体を温める魚類:アジ、サバ、いわし、タラ、エビ、かつお、ブリ、うなぎ
- 体を温める野菜類・フルーツ:玉ねぎ、人参、大根、にら、しょうが、にんにく、ねぎ、かぶ、かぼちゃ、大葉、れんこん、ごぼう、桃、ざくろ、きんかん、なつめ
- 体を温める飲み物:紅茶、ココア、中国茶、ハーブ茶、物によってはアルコール類
食事による体温アップは、1日で上がるものではなく、じわじわと効くもの。
継続が大切になりますので、毎日摂取することを心がけてください。
2. 筋肉量を増やす運動3つ
筋肉は、人体最大の熱産生器官です!
筋肉量が増えれば、おのずと体温は上がり基礎代謝がアップするのです!
しかし、キツい運動や長い時間行うのはちょっと・・・。という方も多いと思いますので、日常生活で簡単に行える筋肉量アップ法をご紹介します。
①利き手と反対の手で歯磨き
え、こんなことでいいの?と思う方もいるでしょうが、意外にも効果はあるんです。
利き手ではない手を使うことで、普段使っていない筋肉を使う事になります。そうすると、軽い運動だとしても、毎日継続することなので着実に筋肉が増えていくのです。
②1分だけのらくらくスクワット♩
一日たったの一分間、スクワットを行うだけ!人間の筋肉の7割は、下半身にあります。そのため、下半身全体を使うスクワットが非常に効率が良いのです。そのやり方はこちら。
肩幅に足を開き、ヒザの高さまでゆっくりしゃがんで、元の姿勢に戻る。これを30回行うだけ。1回のスクワットは、だいたい2秒ほどなので、30回やるとちょうど1分になります。
※辛い方はイスの前でやって、途中腰掛けてもOK。
③一日30分以上必ず歩く!
先ほどお伝えしたように、7割の筋肉がある下半身を鍛えることが必要。そのため歩くことが、効率よく筋肉を鍛えることにもなります!
通勤時に一駅歩いてみる。スーパーへの買い物を、歩きで行ってみる。毎朝ウォーキングをするなど、自分の生活に合わせて、無理のない程度で歩けばOK。毎日の継続が筋肉量アップに繋がります。
その他、日々の家事や仕事の合間出来る「ながら運動」をご紹介している記事もありますので、参考にしてみてください。
体温を下げてしまうNG習慣4つ
体温をあげる方法は分かりましたね。どれも簡単に行えるものなので、毎日継続して行ってみましょう♩
では、逆に平熱を下げてしまうNGな行動は、どんなものなのでしょうか?中には、意外なものもありましたので、是非覚えておいて!
①冷たい食べものや飲み物をよく摂る
キンキンに冷えたビールに、ほっと一息アイスコーヒー。甘いアイスやつけ麺などの冷たい飲み物や食べ物。
これら冷たいものを日常的に摂ると、体の芯から冷えてしまいます。そのため、血液の循環が滞り、代謝が悪くなってしまうのです。
アイスコーヒーはホットコーヒーに。つけ麺は熱盛りにするなど、チェンジ出来るものは温かいメニューにしてみましょう!
②辛い食べ物をよく食べる
筆者はこれをよくしてしまっていました。辛党なので、ラーメンやカレーなど出来るものはすべて激辛にしてしまうタイプ。
しかし、辛いものがNGって意外ですよね!逆に温まりそうなのに・・。
その原因は、唐辛子などに含まれている辛み成分「カプサイシン」にありました。カプサイシンは、食べた直後は一時的にポカポカ温まるのですが、その後は発汗を促し、体温を下げる効果があったんです。
確かに辛いものを食べると汗かきますよね〜。そのため、唐辛子などの辛みはたまににして、その分生姜を加えるとGOOD!
③シャワーだけで済ませる
シャワーだけでの入浴は体の中心部は温まらず、肌を濡らし熱を奪うので、逆に体温は下がってしまうのだとか。時間がなく忙しい時には、難しいかもしれませんが、出来るだけ湯船にゆっくり浸かると良いとの事です。
④睡眠時間が短い・時間がバラバラ
睡眠時間が短い・入眠た起床時間がバラバラ・夜型生活。これらに該当する方は、自立神経の働きがうまく機能しておらず、ホルモンのバランスを崩している可能性があります。
これらは、体温調節がうまく出来ずに、平熱低下を招く原因になります。
また、睡眠を改善せず、低体温のまま生活していると、寝つきが悪い、朝起きられないといった睡眠の問題が起こることも。つまり、よけいに睡眠障害を悪化させてしまい、負のスパイラルに陥ってしまうのです。
朝に起きて、夜に寝るという生活リズムを整えることが重要なのです。睡眠の「質」をあげるコツなどを書いた記事がありますので、参考にしてみてください。
⇒良い睡眠が「瘦せ体質」へ導くメカニズムについての記事はこちら
最後に
いかがでしたでしょうか?体温を上げる事はダイエットだけでなく、健康や美容にも大きく関わっていたんですね。
今回は、気軽に出来る摂取した方が良いものや、筋肉量アップ法ご紹介を致しました。体温を上げるには個人差がありますが、やはり継続が大切になります。毎日どれかの方法を試してみましょう!
これをきっかけに、ダイエットをしてもなかなか痩せられないと悩んでいるなら、温活にトライしてみませんか?
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